ソフトバレーボールは、1チーム4人の競技者が親しみやすい軟らかいボールを床に落としたり、
反則することなく、ネットを挟んで攻防を繰り広げ、
そのラリーに勝ったチームが得点する方法で勝敗を決定するというバレーボールと同じスポーツです。
また、生涯を通じてバレーボールを楽しむことができると願って考案されたものです。
軟らかいボールを使用することで、
バレーボールのもっとも基礎的な技術である「パス」が安全かつ容易にでき、
誰でも、いつでも、どこでもできるというバレーボールの特長が一層明確になるように工夫されている。
既存の施設や用具(バドミントンのコート・支柱・ネット等)が活用でき、手軽に競技を行うことができる。
「発展性に乏しいため、とっつきやすいがすぐ飽きてしまいあまり普及しない。」という
軽スポーツの持つ一般的な短所を改善し、男女別、年齢、体力、経験、技術等のレベルに応じて、
単純な基礎技術による初歩的なゲームから、複雑な応用技術や各種の作戦、
戦術を駆使した高度なゲームまで、多様な楽しみ方ができて奥行きが深い。
ゲーム中、すべての競技者に対して等しくプレーするチャンスが用意されている。
正規の6、9人制の長所を活かしているため、バレーボールの素晴らしさに触れ、
リード・アップ・ゲーム(様々な多様性をもったもの)として活用できるとともに、
ソフトバレーボールそのものを独立した競技として楽しむことができる。
「ソフトバレーボールの特長(ルールブックより)」